射出成形という技術が気になる

射出成形の仕組みを知っていますか

射出成形と聞くと何かわかる人はあまりいません。これは、プラスチック樹脂のパーツを作るときの技術のひとつです。金属パーツを作成するときの金型鋳造方法と似ていますが、仕組みが違います。金属の場合融点を超える温度で熱せられ、金型に流し込まれるのです。

プラスチックの場合、もっと低い温度で溶かし、圧力をかけます。凹部分と凸部分を素早く組み合わせ、形を作り吐き出すため射出成形と名付けられました。射出成形には仕組みの異なる成型方法がいくつもありますが、代表的なものは二つです。熱で固まる熱可塑性樹脂の場合は、樹脂を50-150℃ほどに熱し融解させて型に流し込み成形します。

比較的早くパーツを生産できますが、樹脂の粘度を考えると高速高圧で型に樹脂を流し込む必要があるのです。熱硬化性樹脂を使用する場合は仕組みが違います。50℃前後に加熱したプラスチックに熱した型を当て、パーツを作る方法です。この場合は粘度が低いため、高い充填力が不要となります。

しかし、硬化まで時間がかかり生産スピードが遅い欠点があるのです。代表的なものはこのふたつですが、他にも多色成形モールド成形など特殊な方法も存在しています。プラスチックのパーツは生活の至るところに使われていますが、どうやって作るかはあまり知られていません。近所に工場でガシャガシャと一定の音が流れていたら、プラスチックの成形をしている可能性があります。

何が作られている中、想像すると生活の面白さにつながります。

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