射出成形という技術が気になる

射出成形の仕組みについて

射出成形というのは金型を使った加工法のひとつです。主にプラスチックなどの素材を加工する時に広く導入されています。合成樹脂(プラスチック)などの素材を加熱して溶かし、金型に送り込んだ後、冷やすことで目的とする成形を行います。この時の様子が、液体を注射器で送り込むのに似ているので「射出成形」と呼ばれるようになりました。

加工の仕組みはまず、材料を「溶かす」・「流す」・「固める」・「取り出す」・「仕上げ加工」の順です。射出成形の特徴は、どのような複雑な形状であっても、高速かつ大量に連続して製造できることです。これを活かして我々の生活を支える多様な分野の製品の製造に利用されています。射出成形機の仕組みは3タイプあり、電動式と油圧式とハイブリッド式です。

電動式はサーボモータで作動するもので、油圧式は油圧モータを用いたもの、ハイブリッド式はサーボモータと油圧モータを組み合わせたものです。機械の構造は、材料を溶かして金型の内部に送り込む「射出部」と、金型をセットする「型締部」で構成されています。射出成形は金属の金型鋳造法に仕組みが似ていますが、鋳造の方は金属の融点を超える比較的低粘度の液状で、低圧で充填します。一方こちらは比較的低い温度で、高圧で成形するのが特徴です。

近年では素材の無駄を減らすために、射出ノズル内にヒーターを内蔵しています。これによって温度を維持する仕組みができ、この様式は増えつつあります。

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